一般歯科とは、皆様がよくご存じのとおり、虫歯や歯周病の治療、歯の抜けてしまった部分を補うなど、一番利用されることの多い治療をします。当院ではレントゲンを撮影し、お口の中の状態を丁寧に診察して分かりやすくご説明いたします。分からないことがありましたら、お気軽にお声掛けください。

虫歯は、早く治療をするに越したことはありません。
ダメージが大きいほど治療も大がかりになり、時間も費用もかかってしまうからです。

歯を大きく削るために麻酔をしたり、神経をとってしまうようになると、歯の強度が弱まってもろくなってしまいます。
歯医者さんや衛生士さんがＣ１（シーワン）、Ｃ２（シーツー）などと言っているのを聞いたことがあるかと思いますが、それらは虫歯の進行状態を表しています。数字が低いほうが軽度の虫歯です。なるべく進行しないうちに定期検診で虫歯を見つけましょう！

虫歯の症状

1. C 0

   

   歯に穴が開く前の初期の虫歯です。フッ素塗布などで歯を再石灰化させれば治る可能性があります。子供の虫歯などはこの時期に治してあげるといいですね。

2. C 1

   

   歯の表面のエナメル質だけに穴が開いた状態の虫歯で痛みはありません。定期検診でチェックしていればこの状態で見つけて治療することができます。

3. C 2

   

   エナメル質を突き破って、象牙質に達した虫歯です。強い痛みはありませんが、象牙質には感覚があるので、冷たいものや、甘いものがしみるようになります。

4. C 3

   

   虫歯が歯髄に達しひどく痛みます。ある日突然耐えられないほどの痛みに襲われて慌てて歯医者に駆け込む方が多い状態です。

5. C 4

   

   歯冠が崩壊し歯髄は壊死したことにより、逆に痛みが軽減したりしますが治ってはいません。根の先端に膿をもつことがあります。歯を抜かなくてはならなくなる前にすぐに受診しましょう。

虫歯の治療

虫歯治療は進行の度合いや大きさや場所、かみ合わせなどによって治療の方法は変わります。

つめる治療

まだ浅い小さな虫歯の場合は、削ってつめ物をします。見た目を白く美しくしたい場合はセラミックなども使用します。

かぶせる治療

歯の神経をとった時や、歯の表面にたくさんの虫歯がある場合は冠をかぶせます。見た目を白く美しくしたい場合はセラミックなども使用します。

おぎなう治療

歯を抜いた場合、状態によって固定性のブリッジや取り外しのできる入れ歯、インプラント治療をしていきます。

有病者歯科外来　疾患やお薬を飲まれている方の歯科治療

当院では、有病者の歯科治療をより深く学んだ歯科医師が、事前の問診表をよくチェックした上、診察を行ってから治療に入ります。

主に関係のある基礎疾患

高血圧・糖尿病・心疾患・脳血管疾患・膠原病・リウマチ・透析中の方・血液疾患（白血病）の方・肝臓や腎臓に持病のある方・ぜんそくの方、抗がん剤および放射線治療中の方・ステロイドや免疫抑制剤、ワーファリン、骨粗鬆症の薬など特殊な薬を服用中の方

上記のような基礎疾患のある方は、治療の前に疑問・不安がございましたら、何なりと歯科医師までご相談ください。

基礎疾患のある方に関しては、主治医の先生との連携治療になります。
必要に応じて主治医の先生に病状確認のため診療情報提供書にて連絡をとりながら治療を行います。すでにお持ちの方はご持参ください。また、お薬手帳や血液検査結果も参考までにお持ち頂けると診察・治療がスムーズです。